2012年11月24日土曜日

開催前のごあいさつ。


ごあいさつ


サタデーナイト・コンサート。
土曜の夜の音楽会。

これはフェスでも、ライブでもなく、あくまでコンサート。
とは言え、それらのなにが違うのかと問われても、ボクには答えようがありません。
それでもなぜか、「コンサート」という響きにはどうしようもなく、ワクワクしています。
なんなんだろう。いま、ここにはない光。ここち良くあたたかい雰囲気。
そんなイメージがあるのです。

大人も子供も、若者も。少しばかりお洒落して。
身近な人も、少し距離あるあの人も、まったく知らない人たちも。
ワイワイと話してる。立ち話は終わらない。ザワザワザワ。声がひびく。
あ、もうすぐ、演奏がはじまるぞ。みんなホールに集まろう。
少しばかりの静けさと緊張。暗転。息をのんで。

さあ、まもなく開演です。

***

ある夜、突然ひらめいた。
リトルテンポを呼ぼう。つくばでライブをしてもらおう。
これは不思議だ。なんの理由もなく、ボクはその熱情にとらわれた。
ごまかそうとしても無理だ。いちど火がついたら消しようがない。メラメラと炎は燃える。
勇気を出して声をかけてみる。果たしてリトルテンポはつくばに来ると約束してくれた。
ああ。なんということだ。

よし。こうなったらもう後にはひかない。
とことんスペシャルな夜にしてやろう。そうだ、キセルだ、キセルも呼ぼう。
あの人たちの音の鳴らし方、すき間の使い方にはダブを感じる。ボクはそう思う。間違いない。
しかし、さてはて、どうしたものかと思いながら「YOSSY!」と呼びかけた。
つくば音の森のタケヒロ氏。身近なキセル愛好家。奇特な友人だ。


てなわけで話はまとまった。
そしてタケヒロ氏。見事に話をまとめてみせた。
よし決まった。キセルとリトルテンポ。この二組でぶっ飛ばそう。
タイトルはどうする? 簡単な名前にしよう。土曜だし、サタデーナイトでいいだろう。
だったらコンサートもくっつけてさ楽しくやろうぜ。

サタデーナイト・コンサート! 
これだ!

***

最後に少しばかりお願いをします。

とことん楽しんでください。
無理はせず。身も心も軽くして、楽な姿勢で。
いい気分になったら踊ってください。声をあげて笑ってください。
そのどちらでなくても結構です。しずかに楽しんでください。
すこしでも良い気分でいてください。

準備はいいでしょうか?

愉快な土曜日。
極上のコンサートがはじまります。

植田浩平
サタデーナイト・コンサート事務局 / PEOPLE

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